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2026.09.02解体工事の費用相場と補助金まとめ【木造・鉄骨・RC造の坪単価一覧】

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【執筆者プロフィール】aoiroサーチ編集部。建設・建築業界に特化した企業情報ポータルサイトを運営。全国の解体工事業者の掲載支援を通じ、解体工事の費用・法令・補助金に関する情報を専門に発信しています。

老朽化した建物の解体を検討しているが「どのくらいの費用がかかるのかわからない」「補助金は使えるのか」という疑問を持つ方は多くいます。解体工事の費用は建物の構造・規模・立地・廃材の量などによって大きく異なり、適切な相場を知らないまま業者に依頼すると割高な金額を支払うことにもなりかねません。本記事では、木造・鉄骨造・RC造の構造別坪単価から費用内訳・利用できる補助金まで2026年時点の情報をもとに解説します。信頼できる解体工事業者をお探しの方はaoiroサーチの企業検索からエリア・業種を絞って探すことができます。

解体工事の費用相場|まず全体像を把握しよう

解体工事の費用は建物の構造・延べ床面積・立地・廃材の量などによって大きく変わります。一般的な木造2階建て一戸建て住宅(30〜40坪程度)の場合、解体工事にかかる総費用の目安はおおよそ100万円〜200万円程度です。鉄骨造やRC造はさらに費用が高くなる傾向があります。

解体工事の費用は「坪単価×延べ床面積」を基本として算出されます。ただし坪単価はあくまでも目安であり、敷地の条件・重機の搬入難易度・アスベストの有無・廃材の分別処理量によって実際の費用は変動します。まず複数の業者から相見積もりを取り、坪単価と内訳の両方を比較することが重要です。

解体工事前に必要な届出

延べ床面積80㎡以上の建築物を解体する場合、建設リサイクル法に基づく「分別解体等の計画の届出」が工事着工の7日前までに必要です。また建築基準法に基づく「建築物除却届」の提出も必要になるケースがあります。届出は通常、解体業者が代行します。

「参照:国土交通省 建設リサイクル法について」

構造別・坪単価の費用一覧

解体工事の坪単価は建物の構造によって大きく異なります。木造はもっとも解体しやすく費用が安く、RC造(鉄筋コンクリート造)はコンクリートの解砕に手間がかかるため最も高くなる傾向があります。以下に構造別の坪単価の目安をまとめます。

構造
坪単価の目安
30坪の総費用目安
特徴・備考
木造
3万〜5万円
90万〜150万円程度
解体しやすく最もコストが低い。一般的な戸建て住宅に多い構造。
軽量鉄骨造
4万〜6万円
120万〜180万円程度
プレハブ住宅・軽量鉄骨造の戸建てに多い。木造よりやや高め。
重量鉄骨造
5万〜7万円
150万〜210万円程度
工場・倉庫・中規模ビルに多い。鉄骨の切断処理が必要。
鉄筋コンクリート造(RC造)
6万円〜
180万円〜(規模・条件による)
コンクリートの解砕に重機・時間が必要で最もコストが高い。都市部・密集地・大規模建物では10万円/坪を超えるケースもある。
内装・部分解体
2万〜4万円
規模・範囲による
スケルトンリフォームや店舗改装時の内装のみ解体。

※坪単価・総費用はあくまでも目安です。建物の規模・状態・立地・地域により実際の費用は異なります。必ず複数業者から見積もりを取ることをおすすめします。

解体工事の費用内訳

解体工事の見積書には複数の項目が含まれます。各項目の意味を理解することで、見積もりの妥当性を判断できるようになります。

費用項目
目安
内容
解体工事費
総費用の40〜50%
建物を解体する作業費用。重機使用・手作業の組み合わせで実施。
廃材処分・運搬費
総費用の30〜40%
木材・金属・コンクリート等を種類別に分別し、処分場へ運搬・処理する費用。
養生・防塵費
5〜10万円程度
粉塵・騒音・飛散物の近隣への影響を防ぐための養生シート設置費用。
重機・車両回送費
5〜15万円程度
バックホウ等の重機を現場へ搬入・搬出する費用。狭小地では費用が上がる。
付帯工事費
内容による
ブロック塀・カーポート・物置・庭木・浄化槽の撤去など。建物本体以外の解体費用。
アスベスト調査・除去費
10〜100万円超(規模による)
2006年以前に建築された建物で使用の可能性あり(特に1975年以前の建物は要注意)。事前調査が義務化されており、検出された場合は専門的な除去作業が必要。

※各費用はあくまでも目安です。建物の状態・規模・地域により異なります。

費用を左右する5つの要因

解体工事の費用が業者によって大きく異なる背景には、以下の5つの要因があります。相見積もりを取る際にこれらを把握しておくと、金額差の理由を理解しやすくなります。

① 立地・搬入条件

道路幅が狭く大型重機が搬入できない現場や、隣家との距離が近く手作業が増える現場では費用が上がります。旗竿地・傾斜地・密集市街地も同様です。立地条件が厳しいほど作業日数と人件費が増加します。

② アスベストの有無

2006年以前に建築された建物にはアスベスト(石綿)が使用されている可能性があります。特に1975年以前に建築された建物は吹き付けアスベストが使用されているリスクが高く、より慎重な事前調査が必要です。2022年の大気汚染防止法改正により解体前のアスベスト事前調査と結果の都道府県への報告が義務化されました。アスベストが検出された場合は専門業者による除去が必要となり、費用が大幅に増加します。

③ 廃材の量と種類

廃材処分費は重量・種類によって変わります。コンクリートガラや混合廃棄物は処分単価が高く、分別が不十分な廃材は処分コストが増加します。また廃材を再資源化できる場合は費用が抑えられることもあります。

④ 付帯工作物の有無

建物本体以外にブロック塀・カーポート・物置・庭木・浄化槽・井戸などがある場合、それぞれの撤去費用が加算されます。見積もりの際にこれらの付帯物をすべて伝え、見積書に明示してもらうことで後からの追加請求を防ぐことができます。

⑤ 地域・時期による価格差

廃材処分場までの距離・地域の人件費水準・繁忙期(春・秋)と閑散期による需給差が費用に影響します。同じ建物でも都市部と地方では費用が異なることがあります。閑散期は価格交渉がしやすいケースもあります。

解体工事に使える補助金・助成金まとめ

解体工事には、国・自治体が設ける補助金・助成金制度を活用できる場合があります。補助の有無・金額・条件は自治体によって大きく異なるため、工事を検討している市区町村の窓口またはホームページで最新情報を確認することが重要です。主な補助金の種類を以下にまとめます。

老朽危険建物除却補助

対象:倒壊・破損のおそれがある老朽危険建物の解体

補助額:自治体により異なります。解体費用の一部を補助するケースが多く、各市区町村の建築・住宅担当窓口でご確認ください。

空き家解体補助金

対象:空家等対策特別措置法に基づき指定された「特定空家」またはその周辺の空き家

補助額:自治体により異なります。各市区町村の空き家対策担当窓口でご確認ください。

アスベスト調査・除去補助

対象:一定築年数以上の建物におけるアスベスト事前調査費・除去工事費

補助額:国・自治体の両方に制度があり、補助率・上限は異なります。各都道府県・市区町村の環境・建築担当窓口でご確認ください。

ブロック塀等撤去補助

対象:地震時の倒壊リスクがある老朽ブロック塀・石塀の撤去

補助額:自治体により異なります。各市区町村の建築・道路担当窓口でご確認ください。

補助金申請の注意点

補助金は原則として「工事着工前の申請」が必要です。工事を先に始めてしまうと補助の対象外になる場合がほとんどです。また予算に達した時点で受付終了となる自治体も多いため、早めの確認・申請が重要です。解体業者に「補助金申請の実績があるか」を事前に確認することもおすすめします。

「参照:国土交通省 空家等対策の推進に関する特別措置法」

まとめ:適正価格で安心して解体を進めるために

解体工事の費用は構造・規模・立地・アスベストの有無によって大きく変わります。まずは建物の構造と坪数から大まかな予算を把握し、複数の業者から相見積もりを取って内訳を比較することが費用を適正に抑えるための基本です。また補助金制度は工事着工前に申請が必要なため、解体を検討し始めた早い段階で自治体窓口への確認を行うことをおすすめします。

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